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対話を重視したアクティブ・ラーニング形式の授業

高校生2〜6人に一人の先輩がプログラムに参加します。多いときには80人のキャストが一つのチームがプログラムに向かいます。高校生×先輩よる対話によって【自己理解】【やる気】を引き出していきます。100〜120分の授業のプログラムは3つで構成しています。

本音を語る先輩。 とにかく生徒が主役。 未来へ向けての一歩。
サクセスストーリーだけではなく、先輩の赤裸々な人生の紆余曲折を紙芝居形式でプレゼンテーションします。刺激や共感、憧れなどの感情を呼び起こし、ロールモデル提示することで、自らの今を受け止め未来に向けて考えてみたいといった気持ちになってもらいます。 一人一人の生徒に向き合い日常生活のこと、進路や友人関係の悩み、好きなこと、やってみたいこと、将来の夢などを語る中で、生徒の自己理解を促し「自分のことを肯定的に捉え」「可能性を信じ」「未来に向けての一歩」を考えていきます。 プログラムの最後に今日からできる小さな行動を約束カードに書きます。同じ時間をそごした先輩や同級生と約束を交わし、授業の興奮を日常生活につなげます。


●「自分に自信がない」と感じている生徒は

多くの生徒が自分に自身がないと答えます。こんな生徒たちには、生徒の過去の人生を紐解きながら過去できたことや、人から感謝されたこと、愛された経験などの話をする中で「自分は自分でいいんだ」という実感をもてるような対話をします。

高校生にとっての価値

受動的に話を聞くだけではなく対話を重視した、高大連携のアクティブ・ラーニング形式の授業です。カタリ場は、一期一会の出会の中で、人生の少しだけ先輩との本音の対話を通じて、自己理解を促し、「自分は自分でいいんだ」「できるかも?」「やってみたい!」という自己肯定感・自己効力感を引き出し、将来に向かっての行動機付けを目的としています。

スタッフ

福岡カタリバには2年間で200名以上の大学生がスタッフとして関わってきました。3つの関わり方をしている大学生がいます

コーディネーター

福岡カタリバの運営に関わるスタッフ。(2016年度は9名)ボランティアスタッフの募集、研修から、企画のバックアップまで年間を通じて運営全般に関わっています。

プロジェクトマネージャー

実施する高校ごとに、企画の責任者として関わるスタッフ。毎回2名の大学生が事前準備から、当日の授業の開催、事後報告までを責任を持って行います。

キャスト(センパイ)

学校ごとに高校生に直接関わるスタッフです。事前の研修を受け、当日参加します。学校の企画意図に合わせてキャストの募集を行います。高校の進路の状況に合わせて大学や専門学校、学部など福岡に対象とするキャストがいない場合など、必要があれば、全国から集まります。

高校へ出張する、教育ボランティアを募集しています。

カタリバの授業プログラムは、学生のボランティア・スタッフが中心となって行っています。一緒に高校を訪問して、高校生の“心に火を灯す”活動に参加してくださるスタッフ(キャスト)を募集しています!

キャストとして、2日間だけ関わる

学校ごとに高校生に直接関わるスタッフです。事前の研修を受け、当日参加します。

プロジェクトマネージャー

実施する高校ごとに、企画の責任者として関わるスタッフ。毎回2名の大学生が事前準備から、当日の授業の開催、事後報告までを責任を持って行います。

コーディネーター

福岡カタリバの運営に関わるスタッフ。(2018年度は10名)ボランティアスタッフの募集、研修から、企画のバックアップまで年間を通じて運営全般に関わっています。

先輩にとっての価値

カタリ場が、大切にしていること「半学・半教」ボランティアで参加する先輩は高校生に火を灯すことが役割です。事前研修の中で役割を果たすために自らの心に火を灯します。先輩(大学生・専門学生)にとって高校生の授業を行うことはとても難しく勇気のいることです。先輩どうしで、高校時代の悩みや、将来に向けての夢や希望を語り合い、「自分だからこそ伝えられること、自分だからこそ聞くことができる高校生の本音は何か?」を考えます。
カタリ場プログラムを通じて、先輩自身が自分と向き合い、悩みながら学んでいく“半学半教”を大切にしています。高校生と先輩が、ともに悩み、ともに考え、ともに明日からの一歩を踏み出すことができた時は、会場(体育館)はとても暖かく、希望に満ち溢れた空気につつまれます。


主に「進路」や「総合的な学習の時間」の授業の一環として導入いただいている、出張授業「カタリ場」。先生方からは「生徒の学習意欲が高まった」「自ら将来について話し始めるようになった」など評価をいただいています。

先輩の声一覧